2010年11月10日

競合相手は?


当然、同業者。

ところが最近(不景気で売り上げ低下)はメーカーとの競合も。

それも取引先のメーカーとの競合までも。

こういうケースはアルバイター時代にも十分経験しています。

良い例ですが、大手のスチール家具メーカーや金庫メーカー、はたまたあのSONYまで。

本店が東京にある銀行や他県に本店がある信用金庫。

販社は各地域にあるが、本店は横浜にあるコカコーラ・ボトラーズ。

地方の代理店では販売が出来ないのですが、今後のメンテやアフターフォローは
その地域代理店が行います。

その為に彼らはきちんとその地区の代理店に手数料を払います。

話は、弊社の刃物販売。

刃物類は本来
各ブランド毎の型(カタ:これが財産でお金も掛けている)があり、それを息の掛かった
職人(メーカーの下請けもある)にお願いして造ります。

概ね、著名な販売会社も同じです。

アドベンチャー企業ですが弊社も同じです。

型に関しては当然ながら暗黙であっても守秘義務契約締結です。

それがルールです。

まかり間違えても、メーカーがその型で他社に商品を作り、提供するなどは
ありえない筈(筈ですよね)。

弊社の和包丁・洋包丁や挟み(盆栽挟みも含みますぞ)は

1)問屋経由
2)メーカー経由
3)自社企画・製作

とあります。

2)のメーカーはウエブサイトはあるけど定価(販売価格)は記載していない。
これが多分正しい姿で、商品知識やメンテナンス情報などを公開しています。



自社ウエブサイトでも販売していると言う会社があります。
更に
アマゾン(アマゾン経由)などで売る場合があります。
注)商品はアマゾンから配送

これも時代の流れで、仕方がありませんが。

中には義理も人情の欠片もないメーカー(2,3代目の婿殿経営者(笑い)もいます)もあります。

しっかり先代から学んでいないと思います。

中には時代の波に押し流されて、娘可愛さに見てみぬ振りの先代もいる?

やっていい事と悪いことが判らない。

少しだけ考えさせられる日々が多くなりました。

もちろんお客様にとってみれば、同じ商品であれば安いが良いに決まっています。

でも本当にそれでイイノダでしょうか?

後々のアフター(広義の)が重要になります。

売られた物は商品ですが、買うのはサービス含めた価値観です。

当然ですが、これからの時代は特に販売担当者の資質が問われると思います。

気持ちを引き締めて事に当たります。

ちなみに弊社での型盗用された挟みが他の問屋(商社)に流れても、自分達の
脇が甘かったと言う訳であきらめました。

そんなメーカーと付き合っていた自分達が悪いんです。

妙に大人の判断ですね(笑い)

でも見ている人は見ているんですよね。
  

Posted by 輝 at 14:27Comments(0)