2012年03月13日

なあんでか

和包丁のマチ?

3月、4月は砥ぎ講座キャラバンです。

包丁の構造、扱い方、砥石の事、砥ぎの基本などなど。

雑談も含めて約二時間の講座です。

最後は持参した模擬刀も見ていただき、終了となります。

ご質問の中に和包丁のマチ(画像参照)って何であるの?
注)画像矢印部分です。ちなみに出刃包丁には一般的には
  ありませんが、マチ付き出刃もありますので。
柳刃包丁

薄刃包丁

出刃包丁


正式な答えは見つかりません。

多分と注釈付きで。

柳刃、薄刃は刃の幅も薄く出来ています。

引き切る、薄く剥くなどに使うためです。

出刃は厚いですね。

叩ききる、捌くなどの使うためです。

当然ですが、柳刃、薄刃の柄は出刃に比べ細身仕上げ。

太いままの中茎(なかごと読みます)を柄に挿し込むと
割れやすいのではと推測します。

そこでマチ(段差)を付けて細くし、柄に挿し込むのでしょう。

このマチの語源も?です。

これも多分ですが、座敷の入り口の上がりカマチから来たと言う説がありました。

ちなみに鍔で隠れて見えませんが、日本刀の刀身にも段差(マチ)があります。

日本刀の柄も太すぎると握りにくく、手の内でさばけません。

これでなるほど、ガッテンでしょうか。

注意点は包丁の刃渡り寸法を測る時です。

柳刃、薄刃は下マチの刀身側から切っ先までの寸法。

出刃は刀身のあご部分からの寸法です。

柳刃30cm(尺物)の刀身寸法は、約28.5cmから29cmになります。

これって意外と間違える事が多いですね。

徳蔵作、柳刃30cm、材質はVゴールド10号
錆びにくく、長切れします。

  


Posted by 輝 at 08:17Comments(0)