ちょっと前の包丁の歴史

少しだけ懐かしい包丁をご紹介。

子供の頃、家ではこんな包丁を使っていました。
画像商品少しだけハイカラにはなっていますが、安来白紙、菜切り(黒打)です。
この形の包丁はアニメ「この世界の片隅に」に登場してますね、。
ちょっと前の包丁の歴史
少し大き目の切り身は適宜捌いて、おとなりさんと分けて食べていました、安来白紙、出刃(黒打)です。
ちょっと前の包丁の歴史
実家は静岡県三島市。
驚くかも知れませんが、切り身で購入した、イルカを食べていました。
母親がサイの目に切り分け、なすと煮て食べました。
味付けは味噌あじ。
苦手でしたが。(笑い)
同じくカツオの角煮もこの出刃で切り分け、煮つけてくれました。
これは絶品でしたが、父親に子供には毒だ、なんて言われてましたね。

その後、少しだけ文化的な生活様式になり、肉、野菜、魚も多く売られ
包丁も文化包丁(三徳包丁)が出てくる様になりました。
ちょっと前の包丁の歴史

刃物の事業部前身、浅草の金物問屋での武勇伝。
作った包丁が初代の江上料理包丁。
ちょっと前の包丁の歴史
ちょっと前の包丁の歴史
今も変わらぬオープニング曲で始まる、NHKきょうの料理。
その中で家庭料理をワンランク上げる事にも努力された江上トミさん。
包丁も少しハイカラな匂いがします。
関の技も素晴らしく、なんと柄がネジ止めではありません。
見えない部分に止めネジが。
ちょっと前の包丁の歴史
今も生きてるかな?関の技。
注)NHKきょうの料理のオープニング曲は冨田勲さんの作曲で題名は
ずばり、きょうの料理ですね。
ちょっと前の包丁の歴史
先代達はその時代に沿って変化して行く、食文化などを敏感に嗅ぎ取り
大手百貨店さんのバイヤーさん、TV局ディレクターさんと共同で新しい洋包丁セットを作り
業界初めてのTV通販(森光子さん司会のワイドショー内)を行いました。
毎日の様に関から届く包丁の荷物。
岐阜県関市の洋包丁発展にも寄与したそうです。
ちょっと前の包丁の歴史
それが今では材質やデザインの変化で、
菜切包丁も
ちょっと前の包丁の歴史
三徳包丁も
ちょっと前の包丁の歴史
こんなにハイカラです。



Posted by 輝 at 15:46│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。