故村上信夫氏

故村上信夫氏
今朝の日経の春秋のコラムです。

帝国ホテル、総料理長を務めた故村上信夫氏。

フランス料理の達人です。

料理は体で覚える要素が多いが、信念は「頭を使え」でした。

決まったことを幾ら手際よくこなしても、それだけでは進歩がない。

新メニューを考えて腕を上げるには一生勉強と言われました。

徳蔵の包丁は以前は和包丁は石月ブランド、洋包丁はMoonStoneブランドです。

現在も石月、MoonStoneはムーンストン本舗が取り扱い、大宮盆栽村ご用達の盆栽鋏や川澄 健さん率いる東京すしアカデミーの和包丁などを販売しています。

そのムーンストーン本舗の以前の会社である木村精兵衛商店(私も短期間ですが、丁稚修行してました)の応接室に故村上信夫氏からの感謝状が飾られていたのを思い出しました。

社)日本調理師協会様のお墨付きもいただいて良いものを作り、売り続けた先代は本当の商人でした。

我が社の番頭さん(渡辺徳三)との二人三脚で一代で築いた商店でした。

今は廃業しましたが、その信念は引き継いで行きたいです。





Posted by 輝 at 08:55│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。